ささき心理・福祉相談室

心理コラム:睡眠について①

★睡眠は脳と体の「メンテナンスタイム」

・人は寝ることで、脳は記憶を整理したり、体はホルモンを分泌して体のリズムを整えたり、1日のメンテナンス作業をしています。そのメンテナンスが行われずに、睡眠不足の状態が続くと以下のような影響が出ます。

・まずホルモンが影響を受けます。成長ホルモンの分泌量が減り、新陳代謝のスピードも落ちるため、見た目も体の内部も年老いてしまいます。また、グレリンというホルモンの影響で肥満になる傾向もあります。グレリンは睡眠時間が短くなることでたくさん分泌され、お腹がすいたような気になってどんどん食べてしまいます。睡眠不足だと基礎代謝も落ち、太りやすい体質になります。

・次に記憶力の低下があります。脳が十分な休息を得られないと記憶の定着があやふやになり、すぐに忘れやすくなります。
・睡眠不足は、単に疲れがとれない、ストレスがたまるだけでなく健康に悪影響を及ぼします。良質な睡眠で1日の疲れやストレスをその日のうちにリセットし、毎日を元気に過ごしてください。

モバイルバージョンを終了