ささき心理・福祉相談室

最近思うこと①:「いくつかの(たくさんの)正解がある」

※被害者支援シリーズの投稿の途中ですが、最近思うことを少々書きたいと思います。

・スクールカウンセラーや被害者支援など臨床心理学の研修で、時々講師が使う言葉に違和感を覚える。相談者の支援をする方法を伝えたり考えたりする文脈で出てくる、「やり方に正解はありません」という言葉だ。
・私はその言葉はあまり適切でないように思う。「正解はない」と言われると、全ての方法が正解のような、全ての方法が不正解のような、とても覚束ない感覚になる。
・私は「いくつかの(もしくは、たくさんの)正解がある」が適切だと考える。問題や相談の種類によって解決法の幅はあるが、支援の方法に正解、正しい方法、適切な方法があると思うからだ。場合によってはたくさんの方法でよくなる、解決する。しかし、やはりそれは正解があるという前提である。そしてそれを学びたいし、現場で使えるものを身につけたい。
・何となく覚悟が感じられない言葉だからひっかかるのかな。
・被害者支援にも、スクールカウンセリングにも、人間関係でも、よくなる正解はある。それを目指して日々のカウンセリングに臨みたい。

モバイルバージョンを終了