• 臨床心理士・公認心理師の各種カウンセリング、社会福祉士の介護・福祉相談を行う多賀城の相談室です。

心理コラム

当事者研究:パワハラ被害者として①「支援者の不適切な言葉」

・今回からパワハラ被害者として、私が当事者として感じたことを書いていきたいと思います。私自身の整理の意味もありますが、同時に世の中の誰かの役に立てば幸いです。・今振り返ると私はいくつかの場面で支援者的な人(病院の先生、友 ...

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最近思うこと④:「人生は逆説だ」

・明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。・最近、よく思うことがある。「人生は逆説だ」「世界は逆説に満ちている」ということです。・これは本質をついている点と、世界の複雑さや面白さを表している ...

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2020年印象的な言葉②:「泣いていい 逃げてもいい ただ諦めるな」

・今年は鬼滅の刃の爆発的なブームがありました。私も大変はまり、大好きな漫画・アニメになりました。・その理由の一つとして、大変自分の心に響く言葉が多かった、ということが挙げられます。そのうちの一つを紹介します。・特に大好き ...

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2020年印象的な言葉①:高木ブー氏が教えてくれたこと「志村は生きている」

2020年に印象に残った言葉を徒然なるままに書いてみたい。・今年の4月頃、志村けん氏の追悼番組の中で、高木ブー氏が大きな気づきを得たように大きくうなづいた後、「決めたの。決めました。志村は死なないの。ずっと生きてる。」と ...

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最近思うこと③:「ゆっくり丁寧にするのが一番速い」

・一ヶ月ほど前、情熱大陸で反田恭平さんというピアニストがふと言っていたことが、とても心に響きました。やや正確ではないと思いますが、「ここはゆっくりやるのが早い」みたいな趣旨の言葉だったと思います。・最近いろんな場面で、う ...

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最近思うこと②:私にとっての正解「気が晴れないかん」

※昨日投稿した「正解」について、具体的な一例を、自分がパワハラを受けて苦しんだ際に他の臨床心理士に言われた言葉として示したい。(私が被害者となった、当事者研究として読んでもらえればありがたい。) ・私自身がパワハラを受け ...

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最近思うこと①:「いくつかの(たくさんの)正解がある」

※被害者支援シリーズの投稿の途中ですが、最近思うことを少々書きたいと思います。 ・スクールカウンセラーや被害者支援など臨床心理学の研修で、時々講師が使う言葉に違和感を覚える。相談者の支援をする方法を伝えたり考えたりする文 ...

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犯罪被害者・遺族との関わり方その1:二次被害の防止①

二次被害の防止① ○二次被害とは:犯罪被害者やその家族が、事件の捜査、裁判など事件後の経過の中で、司法機関や支援者、社会から再度被害を受けること(例)警察による事情聴取や裁判における心理的被害、一方的なマスコミの取材など ...

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犯罪被害者の心情と関わり方―被害者の心情⑧:各論その2-1

犯罪被害者の心情⑧:各論その2-1 被害者遺族の心情 犯罪被害者遺族の心情 喪失体験:突然の死別、他者や世の中の安全性に対する信頼の喪失  ↓悲嘆:大事な存在を失った時に生じる反応。不安、怒り、罪悪感など様々な感情が伴う ...

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犯罪被害者の心情と関わり方―被害者の心情⑦:各論その1-3

犯罪被害者の心情⑦:各論その1-3 性暴力被害者の心情その3 PTSDの主な症状(続き) ①再体験 •被害の光景が繰り返しよみがえる。事件現場の夢を見る ②回避 •事件に関連する人や場所などを避ける ③過覚醒 •眠れない ...

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