• 臨床心理士・公認心理師の各種カウンセリング、社会福祉士の介護・福祉相談を行う多賀城の相談室です。

sasaken64 投稿一覧

望ましいコミュニケーションについて~加害予防と関連して~

 最近、コミュニケーション自体や理想のコミュニケーションについてよく考える。おそらく自分の中でもどんどん更新されるであろうが、現時点での考えを書き留めておきたい。 私は、望ましいコミュニケーションの不可欠要素は、➀相手へ ...

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司法・犯罪心理学における最優先事項は何か?

 先日、某大学院の講義「司法・犯罪分野に関する理論と支援の展開」の15回を無事終えることができた。15回講義する体験を終え、心に浮かんできたことを書き留めておきたいと思った。 今回、講義をするにあたり、テキストとなる本を ...

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映画「サンセット・サンライズ」他感想

 仕事が一段落したので気分転換に、立て続けに、映画を3本、映画館で観てきました。3本見ると結構リフレッシュされますね。さて、備忘録的に簡単な感想を。①「君の忘れ方」:グリーフケアに携わる者として、見ておいた方がいいかな、 ...

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「言ってはいけない言葉」と「言ってほしい言葉」

 カウンセリングでカウンセラーが「言ってはいけない言葉」があり、またクライエントがカウンセラー「言ってほしい言葉」があると思う。これは自分自身が悩んだ時に強く感じたことであり、また自分がカウンセラーとなった時は意識したい ...

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ミニ書評④:井手敏郎「大切な人を亡くしたあなたに知っておいてほしい5つのこと」

井手敏郎「大切な人を亡くしたあなたに知っておいてほしい5つのこと」2020年、自由国民社  大切な家族を様々な理由で亡くした5人の遺族と1人のファシリテーター(専門家)によるグリーフケアのグループのプロセスを会話形式で記 ...

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ミニレビュー①:「最後まで行く」

「最後まで行く」2023年、東宝  今回は趣向を変えて映画のレビューです。まずこのタイトルが気になったのと、同時に少し気に入ったので、どこまでどんな風に「最後まで行く」のか見たくて劇場へ。 ちょっとコミカルで、伏線回収も ...

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ミニ書評③:千原ジュニア「14歳」

千原ジュニア「14歳」2007年、講談社  「第1話 僕は部屋の扉にカギをつけた」から始まる、芸人千原ジュニアの自伝的小説です。14歳の時に引きこもりになり、鬱屈とした気持ちで過ごし続ける日々が実直に描かれています。そし ...

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ミニ書評②:小松原織香「当事者は嘘をつく」

小松原織香「当事者は嘘をつく」2022年、筑摩書房  2022年に私が読んだ本の中で最も引きこまれ、途中でページを捲る手が止まらなかった本です。性犯罪被害者であり、法学の研究者である著者が自身の経験と思いを誠実に綴ってい ...

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ミニ書評①:「キングダム」2023年6月22日号

今日から不定期で面白かった本、論文、マンガ、(映画)などについてミニ書評を書きます!ミニなので1回の文はかなり短いです。今日は第1回目です。(映画は書評ではなくミニレビュー) 原泰久「キングダム」週間ヤングジャンプ 20 ...

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人間関係の軸:「リスペクト」と「暴言・暴力」

・常々考えていることを少しづつ書いてみたい。・人間関係を円滑にするコツの柱は「リスペクト」だと思う。すなわち、相手へ敬意を払って関わること、尊敬の念を持って話をし、話を聴くことである。これは心掛ければ、いつでも、誰でも行 ...

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