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2020年印象的な言葉②:「泣いていい 逃げてもいい ただ諦めるな」

・今年は鬼滅の刃の爆発的なブームがありました。私も大変はまり、大好きな漫画・アニメになりました。
・その理由の一つとして、大変自分の心に響く言葉が多かった、ということが挙げられます。そのうちの一つを紹介します。
・特に大好きな言葉、支えとなっているのは、4巻の164ページ~165ページの善逸というキャラクターの祖父の言葉です。
・「いいんだ善逸 お前はそれでいい 一つできれば万々歳だ 一つのことしかできないならそれを極め抜け 極限の極限まで磨け」「善逸極めろ 泣いていい 逃げてもいい ただ諦めるな」「信じるんだ 地獄のような鍛錬に耐えた日々を お前は必ず報われる 極限まで叩き上げ誰よりも強靭な 刃になれ!!」
・私は今、10年間行ってきた研究をまとめています。一つのことに愚直に取り組んできたのですが、たったその一つを大切にすることを勇気づけ、支えてくれた言葉です。
・その研究が実るかはわかりません。ただ今は、自分のできることを精一杯やろう、精一杯やった後の結果は世の中が決めてくれ、世界に委ねます、と割り切って全力を尽くすことだけを考えています。結果がどちらに転んでも、自分の中でやり切ったかどうかが最重要だと感じています。
・一見矛盾するようですが、一方で、もしかしたら強靭な刃となって世界を切り開くかもしれない、と思いながら。
・ちなみに矛盾を抱えられるのは、心理学的には豊かなあり方、健全なあり方ですし、諦めることと諦めないこと(信念)は両方大事だと感じることが多いです。

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