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ミニレビュー①:「最後まで行く」

「最後まで行く」2023年、東宝

 今回は趣向を変えて映画のレビューです。まずこのタイトルが気になったのと、同時に少し気に入ったので、どこまでどんな風に「最後まで行く」のか見たくて劇場へ。
 ちょっとコミカルで、伏線回収も見事で、飽きずに最後まで見れました。ですが、何と言ってすさまじい人間の執念を感じました。本編のストーリーとは関係はないのですが、何事も「最後まで行く覚悟」「最後まで行こうとする覚悟」が何かを切り開くんだろうな、だからこのタイトルが気にいったんだろうな、と腑に落ちました。今年は何事も「最後まで行こう」、と思いました。
 余談ですが、昨年見た映画版「Dr.コトー診療所」でも登場人物、特に原船長とコト―先生の執念を感じました。諦めないことで救われるものがたくさんあることを忘れないでいたい、そして諦めないことで道が開けるストーリーと人間の迫力を心に持っていたいな、と思いましまた。

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