• 臨床心理士・公認心理師の各種カウンセリング、社会福祉士の介護・福祉相談を行う多賀城の相談室です。

心理コラム

「言ってはいけない言葉」と「言ってほしい言葉」

 カウンセリングでカウンセラーが「言ってはいけない言葉」があり、またクライエントがカウンセラー「言ってほしい言葉」があると思う。これは自分自身が悩んだ時に強く感じたことであり、また自分がカウンセラーとなった時は意識したい ...

続きを読む

ミニ書評④:井手敏郎「大切な人を亡くしたあなたに知っておいてほしい5つのこと」

井手敏郎「大切な人を亡くしたあなたに知っておいてほしい5つのこと」2020年、自由国民社  大切な家族を様々な理由で亡くした5人の遺族と1人のファシリテーター(専門家)によるグリーフケアのグループのプロセスを会話形式で記 ...

続きを読む

ミニレビュー①:「最後まで行く」

「最後まで行く」2023年、東宝  今回は趣向を変えて映画のレビューです。まずこのタイトルが気になったのと、同時に少し気に入ったので、どこまでどんな風に「最後まで行く」のか見たくて劇場へ。 ちょっとコミカルで、伏線回収も ...

続きを読む

ミニ書評③:千原ジュニア「14歳」

千原ジュニア「14歳」2007年、講談社  「第1話 僕は部屋の扉にカギをつけた」から始まる、芸人千原ジュニアの自伝的小説です。14歳の時に引きこもりになり、鬱屈とした気持ちで過ごし続ける日々が実直に描かれています。そし ...

続きを読む

ミニ書評②:小松原織香「当事者は嘘をつく」

小松原織香「当事者は嘘をつく」2022年、筑摩書房  2022年に私が読んだ本の中で最も引きこまれ、途中でページを捲る手が止まらなかった本です。性犯罪被害者であり、法学の研究者である著者が自身の経験と思いを誠実に綴ってい ...

続きを読む

ミニ書評①:「キングダム」2023年6月22日号

今日から不定期で面白かった本、論文、マンガ、(映画)などについてミニ書評を書きます!ミニなので1回の文はかなり短いです。今日は第1回目です。(映画は書評ではなくミニレビュー) 原泰久「キングダム」週間ヤングジャンプ 20 ...

続きを読む

人間関係の軸:「リスペクト」と「暴言・暴力」

・常々考えていることを少しづつ書いてみたい。・人間関係を円滑にするコツの柱は「リスペクト」だと思う。すなわち、相手へ敬意を払って関わること、尊敬の念を持って話をし、話を聴くことである。これは心掛ければ、いつでも、誰でも行 ...

続きを読む

受験の不安の対処法

 受験生の皆さんは今まさに、受験本番を間近にして、最後の追い込み中だと思います。そこで今回は受験の不安に対する対処法や克服法について書きたいと思います。「本番でできない問題が出たらどうしよう…」「受からなかったらどうしよ ...

続きを読む

パラリンピックから学んだこと:その1

今年、初めてじっくりとパラリンピックを見ました。何度も涙が出ました。様々な困難を抱えながらも、一生懸命、ひたむきに、今できることに全力で打ち込む姿勢に何度も心打たれました。試合終了後は対戦相手を称える精神性の高さに、人間 ...

続きを読む

当事者研究:パワハラ被害者として②「言ってほしい一言」

・前回と近い、または重なる部分もありますが、今日はパワハラ被害者として「言ってほしかった言葉」について書いてみます。・個人的につながりのある、比較的関係の近い臨床心理士の何人かに個別にパワハラ被害のことを話した場面です。 ...

続きを読む
PAGE TOP